涼宮ハルヒシリーズの新刊「涼宮ハルヒの劇場」が発売決定! 「直感」から約3年ぶりの新刊

「涼宮ハルヒの憂鬱」を代表とするライトノベル「涼宮ハルヒシリーズ」の新刊が発売になるようですね。これは嬉しい!

タイトルは、

「涼宮ハルヒの劇場」

です。ライトノベルとしては13巻目になります。

 
まだいつ発売になるかは公表されておりませんが、前作の「涼宮ハルヒの直感」発売されたのが2020年11月25日ですので、年内に発売になれば約3年ぶりの新刊になります。

ただ、内容としては新しいものではなく、

・涼宮ハルヒ劇場 ファンタジー編(雑誌「ザ・スニーカー」2004年8月号掲載)
・涼宮ハルヒ劇場 act.2(雑誌「ザ・スニーカー」2006年6月号掲載)

と、初期の頃の未掲載作品2編と、この「涼宮ハルヒ劇場」の書き下ろし続編1編という構成らしいです。

私を含め、「涼宮ハルヒの驚愕」以降のストーリー進展を楽しみにしていた方には少しガッカリな感じですね。

自分の思った通りに世界を改変する能力・・。ハルヒはなぜそんな特赦な能力を無自覚に身につけてしまったのか、またそれを自分で気がつく日が来るのか? そして、長門有希や朝日奈みくる、古泉一樹の正体を知るときが来るのか?

主人公のキョンは、「オレはジョンスミスだ」とハルヒに伝えることがオレの切り札だ(そうすることでハルヒが自分の能力を自覚し、強大な敵とも戦えるようになる)、と言うが、その切り札を使うような状況が訪れるのか?

未来にいる大人版朝日奈みくるが必死に調整を繰り返していた「未来の揺らぎ」はいったいどうなるのか?

いろいろと興味は尽きません。

ただ、止まっていた涼宮ハルヒシリーズの時間が「直感」の発売で動き出して、それがさらに続いたのはとても嬉しいです。素直に喜びたいですね~。

2011年に「涼宮ハルヒの驚愕」が発売になって以降、9年間も音沙汰がなかったときは、正直もう続きは読めないと思っていたのです。2020年11月に「涼宮ハルヒの直感」が発売になったときは夢かと思いました。

「涼宮ハルヒの分裂」の続きである「涼宮ハルヒの驚愕」の発売がいきなり延期になって、実に4年半も発売にならなかったのですが、後日、著者である谷川流さんが「なぜか書けなくなった」と言っていたのが印象的でした。

詳しいことはわかりませんが、あれだけ爆発的な人気作品になってしまうと、もう自分だけの作品ではなくなってしまいますから、いろんな方面から期待や圧力なども来ますよね。そんなストレスでスランプになってしまたのかなと私は解釈しています。

それが2020年に復帰して2023年にも新作を刊行。これは喜ばずにはいられません。これからも「ハルヒが読める」、とりあえずこれだけで幸せです。

さて、簡単にこれまでの既刊を紹介しておきますね。

01 涼宮ハルヒの憂鬱 2003年6月刊行
02 涼宮ハルヒの溜息 2003年10月刊行
03 涼宮ハルヒの退屈 2004年1月刊行
04 涼宮ハルヒの消失 2004年8月刊行
05 涼宮ハルヒの暴走 2004年10月刊行
06 涼宮ハルヒの動揺 2005年4月刊行
07 涼宮ハルヒの陰謀 2005年9月刊行
08 涼宮ハルヒの憤慨 2006年5月刊行
09 涼宮ハルヒの分裂 2007年4月刊行
10 涼宮ハルヒの驚愕(前) 2011年5月刊行
11 涼宮ハルヒの驚愕(後) 2011年5月刊行
12 涼宮ハルヒの直観 2020年11月刊行
13 涼宮ハルヒの劇場 ???

 
作品の中での時系列は行ったり来たりするのですが、これから読む方は、一応この順番に読むことをオススメします。個人的な感想を言うと、1巻の涼宮ハルヒの憂鬱は文句なしに面白いのですが、2巻の涼宮ハルヒの溜息はムチャクチャなだけでストーリーはイマイチです。ここで読むのを止めてしまった方も多いかもしれません。

ただ、本当に面白いのはこの後です。4巻の「涼宮ハルヒの消失」で大規模な伏線回収がありますので、1~4巻までは一気に読んで欲しいですね~。おそらくこれまで体験したことのないような鳥肌モノの感動が待っています。

はーい。そんなわけで続報があったらまた追記したいと思います♪

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