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球詠 第102話「戦略的なダメ押し」感想。代打・野村瑞帆の意図と新越谷流のダメ押し

愛紗です。

マンガ「球詠」の第102話を詠みましたので、あ、読みましたので(笑)感想を書きたいと思います。

※ネタバレがありますので、これから読む方はご注意を

夏の大会地区予選の初戦です。
相手は部員が足りない3校の連合チーム。

たいして強くないチームなのですが、新越谷は相手の術中にハマり苦戦を強いられます。

前回の101話では、打ちあぐねていた変則投手に対して、その変則投手に合わせるのではなく、逆に斎藤小町のピッチングで相手にプレッシャーを与えていくという戦略が功を奏し、ようやく1点を返したところで終わりました。

 
そして第102話。

新越谷が1点を返してなおもノーアウト2塁3塁。
同点・逆転の大チャンスに、指揮官・芳乃が選択したのはなんと代打・瑞帆!

公式のツイートにもそのシーンが。

このシーンの瑞帆がめちゃくちゃカワイイですね! 
瑞帆って才能も実力もあるようなのですが、なぜか空回りしてこれまであまり活躍できてないんですよね(笑)

こんな大事な場面でなぜ瑞帆なのか?

それは希の進言だったようで、変則投手の投球に対してバットの軌道が一番合っているから。

これ、すごいなと思ったのは、春先の練習試合の瑞帆のバッティングがちゃんと伏線になっていたってことです。何巻も前からこの代打が決まってたってことですね! 素晴らしい!

見事センターへの大飛球を飛ばし、犠牲フライでついに同点。
ようやく「このままじゃ負ける」というストレスから開放されました!

 
ここまで来ても指揮官の戦略は相手ピッチャー大田の攻略ではありません。

「大田を攻略したと見せかけて、ピッチャー交代というミスを犯させること」

です。

相手の指揮官・大場は「相手がゴロを打ってるうちは(大田で)大丈夫」と考えており、それを芳乃はわかっていて、瑞帆の大飛球のあとの息吹には「アウトになってもいいからフライを打つこと」を指示します。

これが102話のタイトル「戦略的なダメ押し」です。すごいなこのマンガ。背筋が寒くなりました。

球界で一番敵に回してはいけないのは新越谷の川口芳乃ですね!

ピッチャーが「まあまあ良い球」を投げる本来のエース樋口に代わったときの芳乃の寂しそうな顔が印象的でした。これがたぶん相手チームへの同情なんでしょうね。

すでに練習試合で全国の強豪にも勝ってきた新越打線にとって「まあまあ良い球」のピッチャーは・・・

すでにコールド勝ちが見えてきた感じがします。

そんな感じで102話でした!
 

次回は「代打大村」が見られるかな?

あー、また1ヶ月長い〜〜〜!!

ここまでがコミックの17巻に収録かな?

でわでわ♪
 

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