愛紗です。
2025年の冬アニメはヤバイですね。
過去、こんなにたくさんのアニメを追いかけたシーズンはなかったように思います。
●前々から楽しみにしていたアニメ
・薬屋のひとりごと 2期
・俺だけレベルアップな件 2期
・チ。地球の運動について 2クール
・魔法つかいプリキュア-Mirai Days-
・リゼロ 3期2クール
●見てみたら面白かったので継続して見るつもりのアニメ
・残業は嫌なのでボスをソロ討伐しようと思います
・天久鷹央の推理カルテ
・全修。
全部で8本ですね。
これまでは多くても4本ぐらいだったので今回は倍ですね。これは忙しい。まあ、録画しておいてあとで一気に見るという手もあるか。
で、まったく期待していなかったのに面白かったのがこれです。
「全修。」
なんだこれ。ちょっと発想がヤバイな。続きが気になってしかたない!
「全修。」あらすじ
主人公・広瀬ナツ子は若くして「天才監督」と評価されたアニメーター。世間から期待されている次回作の制作に行き詰まっていたときに傷んだ弁当を食べて、倒れて(死んで?)しまう。そして、目が覚めたら、そこは魔法と魔物が存在するファンタジー世界だった。そして、それはナツ子が小さい頃に好きだったアニメ「滅びゆく物語」の物語の世界だった?
まあ、よくある異世界転生モノといえばそうなんですけど、いろいろと新しいです。
一般に転生すると特殊な能力が見について、すごい戦闘力を発揮したりするのですが、ナツ子の場合はアニメーターなので、武器も絵コンテという非常識なものです(笑)
まだ2話しか見てませんが、敵が襲ってきてピンチになったら、特殊な能力が発動して会社のデスクが登場。そして、そこで必要な武器の絵(絵コンテ?)を描いて、その武器を召喚(具現化?)する、という能力のようです。何じゃそりゃ〜って感じですが、そのシュールで奇想天外な感じがグッド。
一話を観たときは気が付かなかったですけど、召喚する武器が他のアニメのオマージュになっているようで、今後、どんなものが登場するのかも楽しみですね。(第2話は大迫力の「板野サーカス」です)
ナツ子の能力が発動する際のシーンに、ちょっと古くさい技法(昔の美少女戦士の変身シーンみたい)が使われているのですが、そういうことを踏まえるとわざとなんだろうなと思います。私が知らないアニメのオマージュなのかも。
「全修。」という言葉は業界の専門用語らしく「オールリテイク」という恐ろしい言葉です。このアニメ自体、原作がないオリジナルアニメですけど、主人公がアニメーターで、転生した先もアニメの世界。そして現実のアニメのオマージュもある。アニメ・アニメ・アニメですね。たぶんそこに意味があるんだろうな。
転生先がアニメの世界で、そこでナツ子が活躍することでストーリーが変わってしまうんですけど、それが全体のストーリーにどう影響も与えるのかも注目ですね。ナツ子は自分の手で昔好きだったアニメを「全修」してしまうのか?
あと、転生モノの注目は「元の世界に戻れるのか?」なのですが、このアニメはしっかりと伏線が貼られており、私の予想では戻れると思います。現実で行き詰まってた制作を、異世界での経験を経て完成させるのでは?
あ、そうそう。
主人公の広瀬ナツ子がキモオタのような容姿で登場するのですが、徐々に素顔が見えてきて、美人だということが判明します。これも、なんか昔の少女漫画の王道ですね(笑)
そんな感じでいろいろと先が気になるアニメです。
今後が楽しみでしかたないですね!