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Ryzen 5 5500GTを使って最安構成の自作PCを作るといくらになるか検証してみる

愛紗です。
今回は自作PCのお話です。

アマゾンのブラックフライデーでRyzenシリーズ用のマザーボードが3,480円で買えるという記事を見かけたので、行ってみたらもうなかった(笑)

まあ、いまマザボを買う予定はないのですが、ちょっと思い立ったことがあるので書き留めておきます。

それは、

「最も安い構成でパソコンを自作したらいくらでできるか?」

という検証です。
 

Windows10のサポート終了が来年(2025年)10月に迫っており、それまでにメインデスクトップを更新することを考えているので、その際の参考になるかなと思っています。

それではさっそく行ってみよう!
 


 

Ryzen5000シリーズ用のマザーボードで最小構成を考える

CPU

まずはCPUです。
マザボをAMD A520チップセットで考えているので、そのラインナップで考えます。そして最小構成ということを考えると、GPUを内蔵しているものですね。

とりあえずこれで。

「AMD Ryzen 5 5500GT with Wraith Stealth Cooler」

これが今日2024/12/02現在、17,979円(税込み)です。スペックを考えたら爆安ですね!

もう少し安いのもあるのですが、ベンチマークのスコアがガタ落ちになってしまうので、ここで数千円ケチるのはもったいないです。

Ryzen 5 5500GTの後継でRyzen 5 5600GTというのがあって、こちらの方が人気のCPUなんですけど、価格が跳ね上がる割にスペックは跳ね上がらないので、今回は5500GTで検証します。

 

マザーボード

マザーボードです。

得体のしれないマザーボードならもっと安いのかもしれませんが、とりあえず実績のあるメーカーでチョイスします。

「MSI マザーボードA520M-A PRO」

2024/12/2現在、チップセットによらずアマゾンで最も安いのがこれでした。4,518円(税込み)です。
情報によるともっと安いのがあるみたいですけど、在庫がないですね。

これはブラックフライデーのセール品ではないので、セールが終わってもこれぐらいの価格だと思います。

使用できるCPUのリストはこちら(メーカー公式)。

A520M-A PRO
第3世代Ryzen対応 A520チップセット搭載マザーボード

 

メモリ

メモリは8GBでも動くのですが、経験上16GBの方がストレスがなく動くので、16GBで検証します。8GBで良い方は1400円ぐらい安くなります。

上のマザボのサポートはDDR4の4600MHzまでなので、コスパを考えてこれにします。

「Team DDR4 3200Mhz PC4-25600 16GB デスクトップ用メモリ」

これは私が春に自作した際に使ったものです。安いですけど問題なく使えています。

16GB×1枚が3,780円(税込み)
8GB×2枚が4,180円(税込み)

です。8GB×2枚の方がデュアルチャンネルになるので処理速度が少し速くなるのですが、将来32GBにする予定がある方は16GB×1枚にしておいた方が良いです。とりあえず、今回は安い方で検証します。

あ、これブラックフライデー価格なので、それが終わると少し高くなると思います。

 

ストレージ

ストレージは最小ということで256GBのSSDで検証します。オススメは512GBですけど、普段使いには256GBでも全く問題ありません。画像や動画をたくさん入れたい方は、外付けのハードディスクをオススメします。1万円ちょいで4TBが買えるので(笑)

マザーボードのストレージの規格は、M.2でPCIe 3.0とSATA 6Gb/sがサポートなので、

「WINTEN SSD 256GB NVMe M.2 2280 PCIe Gen 3.0×4」

もっと安いのもありますが、無名のメーカーは怖いのでWINTENにしています。
これが今日現在、アマゾンで3,190円(税込み)です。

ちなみに、512GBだと4,990円(税込み)です。あまり変わらないな。実際に買うならこっちかも(笑)

 

ケース

マザーボードがMicroATXなので、たいていのケースは入ると思いますが、とりあえず最安のものを選びます。結構有名なやつです。

「ZALMAN T8」

今日現在、アマゾンで3,203円(税込み)です。3千円台だとあまり選択肢がありません。5千円前後出せば選択肢が増えますので、このあたりは好みでどうぞ。

 

電源

この構成だと電源は300Wもあればお釣りくるのですが(笑)、各メーカーほとんど400〜500Wぐらいからのラインナップになるので、低容量のは選択肢が狭くなって逆に高くなります。

私が春に作ったときは玄人志向の製品が安かったのですが、現在品薄なのか、在庫が無いか高いかどちらかです。

安いところでのオススメはこれなのですが、

「玄人志向 STANDARDシリーズ 80Plus 400W ATX電源 KRPW-L5-400W」

今日現在、アマゾンでは在庫なしです、楽天だと6,000円ぐらいですね。

アマゾンで在庫がある中で選ぶとこれがいいかと思います。

「Thermaltake Smart Pro 500W 80PLUS Standard認証 500W ATX PC電源ユニット」

今日現在、6,180円(税込み)です。

あ、たまに電源ケーブルが短くて、マザボの端子にケーブルが届かない場合があるので要注意です。
上で紹介したケースは電源が上にあるので多分大丈夫ですが、私が春に作った際は、電源が下にあるタイプのケースだったので、マザーボード上部にある端子までケーブルがギリギリでした。あと2cmケーブルが短かったら届かなかったです(汗)

 

その他

その他です。
キーボードとマウスは好きなの選んでください(笑)
まあ、合わせて2,000円としておきましょう。

OSも別途必要ですが、それについては後述します。

はい、以上で〜す。

 

集計! いくらになったかな?

これでいくらになったかな?

CPU:17,979円
マザーボード:4,518円
メモリ:3,780円
ストレージ:3,190円
ケース:3,203円
電源:6,180円
キーボード:1,000円
マウス:1,000円

計:40,850円

う〜ん。思ったより高くなったな(笑)

とりあえず4万円ちょっとでそこそこのデスクトップパソコンが作れることがわかりました。

これ、OSの価格が入ってないんですよね。

Windows11を入れるとすると、これにさらに15,000円ぐらいかかります。

リテール版(そのパソコンにしかインストールできないタイプ)でも12,000円ぐらいです。3000円の差なら、パソコンを買い替えたときにも使える通常版の方がいいと思います。

そう考えると、5.7万円ぐらいないとパソコンが作れないことになりますね〜

まあ、メーカー製でこのスペックのパソコンを買うと8〜10万円はしますので、安いといえば安いのですが、自分で作ることを考えると思ったほど安くないって印象ですね。

ちなみに、
OSをWindowsではなくLinux系のUbuntuにすればこの部分が無料になります。

私は、いまこのブログをUbuntuで書いていますが、慣れれば特に問題ありません。たまにWindowsにしか無いアプリを使いたくなってWindowsマシンを立ち上げますが、9割方Ubuntuで用が足りてますね〜

Ubuntuについては、こちらの記事も参照してください。

Linuxでいいんじゃない? Ubuntuを半年使ってみた正直な感想と無料アプリの紹介
愛紗です。Linuxでいいんじゃない?正直な感想です。今回はパソコンのOSのお話です。Linuxディストリビューションのひとつである「Ubuntu(うぶんつ)」というOSを使いはじめて半年になりますのでその感想と、使っている無料アプリなどを...

でわでわ☆
 

【追記】電源付き薄型ケースを見つけたので再計算してみる

昨日の今日なんですけど追記です(笑)

安いマザボの在庫が復活したのと、電源付きで薄型のケースを見つけたので、もっと安い構成にできそうです。

 

マザーボード

昨日は品切れだったのですが、ウワサの安いマザーボードが復活していました。

「ASUS PRIME A520M-K A520チップセット搭載 mATX マザーボード」

2024/12/03現在、アマゾンで3,480円(税込み)!!
これはビックリですね!

スペックもザッと見た感じ、上で紹介したものとほぼ同じです。

商品としてはCPU・Ryzen 5 5500GTとのセット売りもあるようで、今は品切れですけど、もしかしたらバラで買うより安いかもしれません。

 

ケース&電源

昨日、「電源は300Wもあればお釣りくる」って書いたのですが、300Wの電源が付いたケースを見つけました(笑)

これを使えばかなりトータルが安くなります。

「SCYTHE 300W SFX電源搭載 Micro-ATXスリムPCケース OTTER ブラック」

これが今日現在、アマゾンで6,636円(税込み)です。
マジ?って感じです。電源分の値段でケースもゲットですね(笑)

スリム型のケースなので、場所をとらないというメリットはあるものの、ほとんど拡張性がなくなるので注意が必要です。少なくともグラフィックボードを付けることはできません。

「しばらくはグラボいらね」って方には良い選択肢かと思います。
もしグラボが必要になったらケースも新調すればよいですからね。

 

【追記】再計! いくらになったかな?

はい。
その他のパーツは同じものを選んだとしていくらになるでしょうか?!

CPU:17,979円
マザーボード:3,480円
メモリ:3,780円
ストレージ:3,190円
ケース&電源:6,636円
キーボード:1,000円
マウス:1,000円

計:37,065円

 
安くなった!!

おー、これぐらいの価格であれば「練習がてら作ってみようかな」とか、「サブ機に一台」とか、そんなノリで作れそうです(笑)

正直サブ機にするほどスペックは低くないですけどね〜

少なくとも私の今のメインマシンの2倍の速度で動きますんで(笑)
 

結構楽しかったので、次は「Ryzen AI」に対応したパソコンを自作する想定で検証してみたいと思います!
 

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