回転寿司を考える。ストレートレーンがベスト? カバーじゃだめ?

昨日、こんなニュースを見つけました。
大手回転ずしチェーン『すし銚子丸』が、回転スタイルを終了する、というニュースです。

『すし銚子丸』回転スタイル終了で業界衝撃! 「一部の愚かな客が…国家的大損失だ」の指摘も | 東スポWEB
大手回転ずしチェーンの「すし銚子丸」が、回転ずしスタイルを終了すると発表したことを受けて、業界...

 
うーん。
運営者のことを考えるととても気の毒ですが、これはもう仕方の無いの流れのような気もします。
昨今の雰囲気では、「回っている回転寿司」のイメージが回復するのには相当時間がかかると思いますし、もう元には戻らないかもしれません。一部の心ない客のイタズラの影響で、ですね。

今回は回転寿司について考えてみたいと思います。

私の話をしますと、回転寿司はお友達とたまに行きます。札幌市内にはいろんなチェーン店がありますが、私がよく行くのは、「スシロー」「魚べい」「はま寿司」の3つです。まあ、要するに安いところです。しかも麺類以外は110円の皿しか頼まない(笑)

私がよく行く「はま寿司」は昔は回るタイプの普通の回転寿司でしたけど、何年前かに改修して、今はストレートレーン方式に変わったので、タブレットで注文したものがまっすぐにやってきて目の前で止まります。これならばっちぃイタズラされる心配はほとんどありませんね。

「魚べい」も同じで、新幹線みたいのが皿を乗っけて、目の前に運んで来てくれます。結構なスピードで走っているので、これも途中でイタズラするのは難しいです。このシステムを初めて見たときはめちゃくちゃ感激しました。

コロナ禍以降、私は「回っているお寿司」があまり衛生的じゃないと感じていたので、普通に回っているお寿司屋さんに行っても、回っているお寿司を取ってはいませんでした。個別に注文ですね。魚べいのシステムを見て、設備の費用はかかるかもしれませんが、回転寿司屋はこうあるべきだなと思っていたのです。それはもうすでに「回転寿司」とは呼べないのですが・・・。

そして「スシロー」。お客テロの震源地です。ニュースでめちゃくちゃ話題になりましたね。(というかニュース騒ぎすぎ)
「スシロー」は、普通に回転寿司です。ただ、タブレットで注文すると、自分の席に書いてある色のトレイの上にその商品が乗って回ってきます。色つきのトレイのものは他の席の客は取らないルールです。たまに間違って他の人に取られてしまって、空のトレイが回ってくるときがありますが、皿の枚数で支払いするので、もう一度注文すれば良いだけです。

ただ、、、注文したものも、イタズラしようと思えばできてしまうシステムですね。座る場所がレーンのスタート地点なら大丈夫ですが、最後の方なら少し不安があります。

それならフタをすれば良いのではと思うのですが、これについては、衛生的な観点から結構難しいようです。取れにくい汚れがついたり、匂いがこもったりするということで、ほとんどの回転寿司屋さんは採用していません。くら寿司は蓋付きで回っていますが、これは皿を持ち上げると自動的に蓋が開く仕組みになっていて、衛生面での配慮がされているんですね。この方式は特許を取っているという話を聞いたことがあります。

まあ、回っている寿司にイタズラなんて滅多にある話ではないので、それほど過敏になる必要はないと思うのですが、イメージってすごいですよね。最初に紹介したニュースで「回転をやめる」というのも、お客が減ったからなんですよね。

コロナなどの感染症への配慮も考えると、最終的には直接届けるはま寿司や魚べいのようなシステムにするのが一番良いのかな? 

いつでも気楽に行ける「回転寿司」というシステムの店は貴重ですので、なんとかアイデアを振り絞って、存続させてもらいたいですね!

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