境内を彩る秋の花手水、札幌諏訪神社。カラフルな傘と花のコラボレーション


 

先日、仕事で外勤した帰りにとある神社の前を通ると、何やら人がいっぱいいたので、何をやってるんだろうと思って覗いたら、手を清める手水舎にカラフルな花や傘が綺麗に飾られていて、その写真を撮りたい方たちが行列している状態でした。そこは札幌市東区の石狩街道沿いにある神社「札幌諏訪神社」です。

参拝の前に手や口を清める水が出る場所を手水舎(ちょうずしゃ)、その水を溜める場所を手水鉢と言いますが、彩りを添えるために花を浮かべている手水鉢を「花手水」と言います。

京都などの神社では、かなり前から花手水をやっていて、インスタグラムとかでもかなり話題になっていました。北海道の神社でもここ数年流行ってきたので、私も写真を撮りに行ったこともあるのですが、こんな10月という秋に出会えるとは思いませんでした。

札幌諏訪神社は、その名の通り、長野県にある諏訪大社の流れをくむ神社で、明治時代に長野県から移住していた方たちが諏訪大社より分霊を勧請して奉りました。祭神は建御名方命(たけみなかたのみこと)と八坂刀売命(やさかとめのみこと)。現在の社殿は昭和41年に造営されたものです。

目の目に創成川が流れており、その氾濫に備えるため、社殿を高い位置に建てたそうです。

ここの手水舎は花手水だけじゃなく、カラフルな傘があしらわれていて、それがとても美しいです。花手水よりも傘の方が目立ってました。

これから冬に向かう心寂しい季節に、ホッとこころが暖かくなる風景でした。流石に冬は花手水をやってないと思いますが、来年はときどき覗いてみようと思います。
 

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