今回は今年7月に撮影した百合が原公園のユリの写真を紹介したいと思います。
これまでも何度か札幌の百合が原公園のお花を紹介してきましたが、一年を通してものすごくいろんな種類の花が咲く公園(百合が原公園内では約6,400種類の植物が育てられているそうです)なので、とても一度には紹介できません。ときどき訪れて写真を撮ってきますので、その都度紹介してきますね。
「百合が原公園」という名前のとおり、夏になると公園内にはいろんな種類のユリが咲きます。ユリがたくさんあるから百合が原公園という名前になったと思い込んでいたのですが、百合が原公園がある場所の地名も「百合が原」であることに気がつき、もしかして地名から来た公園名なのかと思い直し、調べてみたのですが、
・1983年
「東北公園」から「百合が原公園」に改称
.1998年
「札幌市北区篠路町太平」の一部が「札幌市北区百合が原」に町名変更
ということで、地名の百合が原は公園の名前が反映されたと思われます。やっぱり、ユリが中心の公園だから百合が原公園になったんですね。
というか・・・、
最初の「東北公園」という名前の由来もなんとなくわかりますよ。東区と北区の区境にある公園ですからね(笑)
さて、脱線しましたが、今回はその百合が原公園のユリを紹介します。広大な敷地の一部に「世界のユリ広場」というエリアがあって、そこには世界各国から集めた約100種類のユリが咲いています。ただ、早咲きの種は6月から咲きますし、遅きの種は8月に咲きますので、100種類全部を見ようと思ったら、何回も訪れる必要があります。
昨年紹介したユリは、
7月下旬に撮影したもので、今回は7月初旬に撮影したので、すべて別の種のユリになります。
それでは行きますよ! 百合が原公園のユリ2023!!
一般的なユリは上向きに花が咲いていますが、百合が原公園に行くと、このように提灯のように下向きにぶら下がっているユリも結構多いことに気がつきます。これは「松の光」というユリで、北海道の藤島昇吉さんという方が作ったユリです。
こちらは「ブーケ」という名前のユリです。こちらも同じ藤島昇吉さんの作出。ピンクと薄黄色と薄緑がグラデーションになったとても美しい花びらですね。
これは「ドルチェ(Dolce)」というユリです。こちらも北海道産ですが、板垣寿夫さんという方の作出です。
「リリウム パーダリナム レッドサンセット」という一生覚えられなさそうな難しい名前のユリです。アメリカ産。「パーダリナム」というのは雌のヒョウを意味するらしいです。そう言われると斑点がヒョウっぽい?
前ボケが上手に出せました(笑)
こちらは「コサージュ」という名前のユリ。淡いピンクがフワッとしていてコサージュっぽいですね。色の組み合わせが上の「ブーケ」に似ていますが、こちらは花びらが大きく開いています。
「リーガル アルバム」というユリ。中国で発見されたリーガルリリーという野生のユリがあるのですが、これはその変種らしいです。中心部が黄色くて美味しそう。
「コーチェラ」という名前のユリです。上の「リリウム パーダリナム レッドサンセット」に似ていますが、別の種です。花びらの先っちょが鋭くとがっているのが特徴です。
最後になります。こちらは「バロネス」という名前のユリです。花びらの半分だけが赤くてカワイイですね。バロネスという名前の意味はよくわかりません(笑)
はい。
今回はこんな感じです。
9月の百合が原公園はダリアがすごいので、近々撮ってきたいと思います。