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待ちわびた札幌の春。桜の花の撮影のコツ

もう9月なのに何いってんだ、というタイトルですが(笑)、今回は桜のお話です。

今年のゴールデンウイークに撮った桜の花です。札幌市内の公園で撮りました。

桜の花が好きです。北海道の春は遅く、4月でも野山は寂しい色合いなのですが、そんな中で薄ピンクの桜がブワッと咲くとなんとも言えない明るい気持ちになります。

北海道の遅い春を告げるもの、それが桜なんですね。

札幌市内のあちこちに「桜の名所」と呼ばれる場所はたくさんありますが、近所の公園や河川敷にも美しい桜がたくさん咲きますので、私は散歩しながらそういう場所を巡り歩いて写真を撮ることが多いです。たまに、「こんなにたくさん咲いてるのに誰もいない」という、穴場を発見できたりします。自分だけの桜の園。何という贅沢な時間でしょうか。

桜の花のわたし的に難しい被写体で、最初はなかなか満足いく写真が撮れませんでした。私は花の写真を撮るときは、1輪だけを大きくデーンと撮ることが多いのですが、桜の花の場合は花が小さいために、1輪だけというのは難しいですね。

なので、主役とする花を1輪決めて、それ以外はぼかすような構図にすることが多いです。

こんな感じですねー。

でも難しいのは、同じ色の花がまわりにたくさんあるために、主役として選んだ花が目立たなくなってしまうことです。そういうときは、その主役の花の後ろに、木の幹や葉っぱなど違う色のものが来るように配置を考えると良いです。

あとは、空の青や葉っぱの緑のなどを効果的に取り入れていけば、映える桜の写真になると思います。葉の緑を取り入れた例です。

とまあ、そんな感じ。

私もまだまだ修行中の身ではありますが、これまでの写真生活の中で気がついたことを書かせていただきました。参考にしていただければ幸いです。
 

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