2024年4月にスタートしたアニメ「狼と香辛料 狼と香辛料 MERCHANT MEETS THE WISE WOLF」の第1話を観ましたので感想を書きたいと思います。
いや~、ついに始まりました!
このアニメ、首を長くして待ってたんです!
フリーレンと薬屋が終わったロスも、これで解消されると思います。
しかも!
第1話の冒頭にホロの娘のミューリが登場!
これはびっくりしました。
ミューリは、原作がいったん終了した2011年の段階では存在しなかったキャラなので、いきなり原作終了後の世界から始まったことになりますね。
ええ?!
このあとどうなるの??
と思ったのですが、娘にせがまれてホロが昔の話を語るところから、原作第1巻のストーリーがスタートしました。
第2話以降も、ミューリが出てきて「ホロの語り」という体裁になるのか、これ以降は原作どおりになるのかわかりませんが、ものすごくテンションが上がりましたね! 良い構成だと思います!
さて、
狼と香辛料という作品については、以前一度記事を書いたのですが、
もう一度簡単に説明しますね。
狼と香辛料は支倉凍砂さんの人気ライトノベルで、2006年に電撃文庫から刊行が始まり、2011年に一度完結したものの、後に再開し、今でもゆっくりペースで刊行が続いています。
狼と香辛料がアニメ化されるのはこれが3回目です。1回目が2008年で、原作の1巻と2巻部分が、2回目が2009年で、原作の3巻と5巻がアニメ化されました。
当然、今回は第6巻がアニメ化されるものと思ったのですが、なんと最初から再スタート! これにはびっくりしました。
何故こうなったのかという考察は前の記事に書いたので、ここでは割愛します。
では、今回スタートした最新版の狼と香辛料の第1話を観た感想です。
まず、その独特の世界観がしっかりと描写されていて、とてもいい感じです。
風がわたる広大な麦畑、ホロと出会う月夜の森。原作の小説では言葉で表現されているそれらの風景が最新のアニメ技術で描写されているので、観ている私たちもその世界に引きずり込まれます。
作画については、一話観ただけでは判断ができませんが、かなり良いと思います。期待できますね。2008年版も悪い作画ではないと思っていたのですが、いま見返してみると雲泥の差がありました。やっぱり16年という歳月は大きいということですね。
ホロの顔が原作とも2008年版とも違うのですが、2008版より今回のほうが好きです。これも一話観ただけなので判断は難しいですけど。
あと、もう一点。
原作に、ヤレイという中年の男性が出てくるのですが、2008年のアニメではこれがクロエという女の子に置き換わっていました。まあ、アニメにする際に見栄えを良くしたかったのだと思いますが、ちょっと役不足だった感があります。
それが今回は、ヤレイという商売に夢見る若者の男性に変わっていました。名前は原作に戻りましたが、若くなったんですね。今後のヤレイの役割を考えるとよい改変かもしれません。
はーい、そんな感じでーす!
今回の狼と香辛料は2クール25話という話を聞きましたので、ゆっくりと楽しめそうです。前回は原作4巻を飛ばしてしまいましたが、今回はじっくりやってほしいです。25話なら原作5巻までいけるかな?
乞うご期待!