ワンピース104巻感想・レビュー。モモの助の宣言に胸が熱くなった

漫画・ワンピースの104巻を読みましたので、感想を書きたいと思います。

ワノ国編のクマイマックスだということが分かっていたので、体調崩して療養中だったこともあり、ワノ国編の最初(89巻)から読み返して、勢いをつけてから104巻を詠みました。

いやー、のめり込みました。一気に読むと違いますねー、もうワンピースの世界にどっぷりです。頭がワンピースになってます。私もルフィたちと一緒に冒険をしているたような気持ちになっています。恐ろしきワンピースワールド。

さて、レビューです。

※ここから少しネタバレを含みます。未読の方はご注意を

まずは103巻の終盤から104巻序盤にかけてのルフィの覚醒について。
なんともまあ、ルフィの「ゴムゴムの実」は別な呼び方もあって、覚醒すれば太陽の神・ニカに変貌するレアな悪魔の実「実幻獣種モデル“ニカ”」だったとか。

そんな重要な設定を103巻まで温存していたのか!!
後付けの設定? いや、尾田っちにそれはないですよね。すごいなー、ワンピース。なんて壮大なスケールなんだ。

104巻を読んでもニカの能力はいまいち把握できなかったのですが、ルフィが「オレのやりたかった事 全部できる」と言ったことや、巨大な龍であるカイドウよりも大きくなってカイドウを鷲掴みしたり、カミナリを掴んで投げつけたり、棍棒で殴られても熱息(龍な口から出る火炎放射)の直撃を受けてもあまりダメージを受けてなかったり、かなり「デタラメな」能力のようです。

そんな能力か覚醒するところに立ち会ってしまうなんて、カイドウは災難でしたね!

余談ですが、103巻の表紙にもなっているシーン、「満月をバックにニカが空を駆けている」ところの絵は、童話のようにメルヘンチックで、「ニカ」という存在のイメージを端的に表現した素晴らしい絵だと思います。

 
次に、ヤマトについて。
カイドウの息子(娘)・ヤマトがイイ! 大好きなキャラです。お友達になりたい!
97巻で初登場という新参者ですが、ものすごい存在感ですし、かなり美味しいところを持っていきましたね! 彼(彼女)なしにカイドウは倒せませんでしたし、モモの助の成長も無かったことでしょう。

(将来含めて)本当にルフィの船に乗るのかはわかりませんが、良いキャラなので、これからも出てきて欲しいです。

 
さて、最後にモモの助の話。
カイドウを倒した後、都の町民の前に立ってモモの助が宣言するシーンは鳥肌モノですね。

「これより拙者、光月モモの助が!! ワノ国を統治いたす!!」

モモの助の表情もとても頼もしくて良かったです。泣き虫だったモモが、ルフィとヤマトに叱咤激励されて成長したんですね。このシーンで、妹の光月日和が顔をぐちゃぐちゃにして泣いていましたが、私も同じような気持ちになりました。

 
おまけ。
おトコが父親の供養のために提灯を飛ばすシーン。
提灯に「お父ちゃん あいたいよ」と書いてあったのを、天狗さんに父親の武勇伝を聞き、

「お父ちゃん あいたいよ ありがとう」

と書き直したところで、ウルッときました。

さてさて、続きは気になるけど、しばらくはいいかな?
次は3巻分ぐらい貯まったら一気に読もう(笑)
 

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