アニメ【推しの子】第1話~第4話感想。完璧な作画と演出。歴史に残る名作になる予感

アニメ【推しの子】いいですね!
想像以上です。
今回は【推しの子】のレビューを書きたいと思います。

アニメ【推しの子】第2話オープニングより引用

 
コミックも3巻まで読んでいたので、その奇想天外なストーリー、比類無き面白さは知っていたのですが、アニメもとても良いです。というか、このままで行けばアニメの方が名作として語り継がれるように思います。それぐらい質が高いですね!

第1話が「90分拡大放送」という時点で気合いに入り方がわかるのですが、視聴してみると、「その部分まで一気にやらないと切れ目が無い」というのが理解できます。

産婦人科医・ゴローが主人公のアイドルオタアニメ?
アイドル・星野あいのサクセスストーリー?
幸運な超常現象に巻き込まれた主人公のハッピーライフ?

このアニメの序盤は「どういう方向のお話」なのかさっぱりわからないのですが、90分番組の第1話のラストでそれがハッキリします。

黒幕の存在に気づき、復讐を誓うアクア ※アニメ【推しの子】第1話より引用

すごい絵ですよね。観ていてゾッとしました。
このシーンを第1話で見せたかったために「90分拡大放送」にしたんですね。そう、この物語は、

『アクアの復讐の物語』

なのです。

 
【推しの子】は、赤坂アカさん原作、横槍メンゴさん作画の漫画で週刊ヤングジャンプと少年ジャンプ+で連載中です。現在11巻まで発売されており、このままでもボリューム的にはアニメ2クール分ぐらいあるのですが、ミステリー要素が大きいストーリーなのにもかかわらず、原作が終了していない中でのアニメスタートなので、ちょっと先が見えません。

以前「僕だけがいない街」という漫画がアニメ化された際、こちらもミステリー要素が大きなストーリーだったのにもかかわらず、連載中にアニメ化されて「どうなるんだ?」と思ったのですが、ちゃんとアニメと原作が同じ月に終了しました。

【推しの子】は、原作を序盤しか読んでいないので、現在の進捗はわからないのですが、発売予定のBlu-rayが全6巻で最終が第11話になっているため、今回は1クールだけのようですね。これではとても収まりません。

イメージ的には来年2クール目やって、原作が終わってから3クールをやる感じかな?

 
現在、第4話まで放送されていて、全て視聴済みなのですが、根底にある「復讐」という重苦しいテーマにもかかわらず、クスっとなる小ネタが散りばめられた明るい風潮のアニメです。原作に忠実に作られておりますが、小ネタがバージョンアップして映像化されている点には注目です。

例えばこれ。
ふたごの赤ちゃんがライブでノリノリに踊っているシーンです。

ものすごいインパクト!(爆笑)

このシーンは、放送前のPVか何かでも観ましたが、目に焼き付いて離れませんでしたね~。

あとは準ヒロインの有馬かな。

重曹を舐める天才子役・有馬かな01 ※アニメ【推しの子】第1話より引用

「重曹を舐める天才子役」!!

原作にはセリフだけのやりとりなのでこの絵は無いです。良い味出していますよね! これが第2話への伏線にもなるのですが、この話は長いので、また別の記事でゆっくりと書きたいと思います。

原作を読んだときは思わなかったのですが、有馬かなの百面相がとてもカワイイんですよね。第3話・第4話は最高でした。そんなかなのために腰の重いアクアが人肌脱ぐという流れもとても良いです。第5話も有馬かなが活躍しそうなので、放送が待ち遠しいです。

さて、そんなアニメ【推しの子】、今期は間違いなくナンバーワンですね。鬼滅も良い出来ですが、やっぱり【推しの子】と比べると霞んでしましまねー。

続きが楽しみです♪


 

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