彗星が地球に近づいています。
結構明るく見えるようなので、楽しみにしていたんです♪
名前はZTF彗星(C/2022 E3)。
写真は東京荻窪天文台様のツイートを引用させていただきます。
1月13日未明のZTF彗星。今朝はイオンテイルが昨日よりはっきり写っている。月が細くなりながらジリジリと距離を詰めている感じだが、徐々に暗くなっていくし、東京の明るい空では影響ないのだろう。#Cometobservation #彗星観察 pic.twitter.com/dZnrP4A2Qs
— 東京荻窪天文台 (@halley_7898) January 13, 2023
キレイですね~!!
今回の彗星は緑色なんですね。
ZTF彗星(C/2022 E3)は、2022年3月2日に発見された新しい彗星で、2023年1月14日現在、地球に近づく軌道上にあります。最も地球に近づくのは2023年2月1日で、地球まで0.29天文単位(太陽と地球の距離の0.29倍)の距離まで近づきます。
見える方角についてですが、現在は深夜0時ぐらいに見ると北東の地平線近くにいて、ヘラクレス座とうしかい座の間ぐらいの位置にいます。これから毎日少しずつ北極星に近づいていきますので観測がしやすくなりますね。ピークの2月1日はちょうど北極星のすぐ近くにありますので、まずは北極星を目指すとZTF彗星も見つけやすいと思います。
彗星の位置については、以下の吉田誠一様のサイトに詳しく載っていますので、参考にしてください。
明るさは、現在6.6等級ぐらいという話ですが、ピークでは4.7等級ぐらいになると言われています。ヒトの肉眼で見える星の明るさは6等級ぐらいまでですので、光害の少ない場所で観測すれば、肉眼でも見えそうです。
ただ、彗星は恒星や惑星と比べるとモヤッとした感じに見えますし、尾の部分はかなり薄いので、実際は肉眼で見つけるのは困難かもしれません。一昨年のネオワイズ彗星は数字の上ではもっと明るくなりましたが、私は肉眼で発見することは出来ませんでした(札幌の市街地での話ですが)
ということで!
今回のZTF彗星に観測については、双眼鏡を用意しようと思っています!
天体望遠鏡の方がキレイに大きく見えるのは間違いないですが、天体望遠鏡は「どこの設置するんだ」とか「どうやってその天体を探すんだ」とか、なかなかハードルが高いので、今回はフットワークが軽い双眼鏡を用意しようと思います。尾が長い場合は、視野が広い方がキレイに見えるかもしれませんしねー。
ということで、天体観測に向いている双眼鏡を調べました。
で、もっとも評判が良いのはコレのようです。
Amazonのレビューの多さからもその人気が解りますね。
同じ製品で倍率と口径が違うモノが何通りかあって、これは「7X50」なので、「倍率7倍」「口径50mm」という製品です。「倍率10倍」というのもありますが、天体観測の場合、視野が狭すぎるのもあまり良くないみたいです。口径も「35mm」「40mm」「50mm」と3通りありますが、こちらは大きい方が光が集まるので明るく見えます。
次の候補はこちら。
仕様は上のとほとんど同じですが、メーカーがビクセンになっています。(上のはニコン)
両方とも信頼性の高い光学系メーカーですし、値段も同じぐらいですので、ほとんど好みの問題ですね。
あと、若干評価は落ちるのですが、こちらも面白いです。
いろいろ割り切った感じですよね。ユニークな形状です。メガネみたい。
星空観察用に設計されているので、2.1倍と高視野低倍率になっています。
星座観察や天の川を見るのには良いと思いますが、倍率が低いので星雲や星団、惑星や彗星などの観測には向かなさそう。
という感じで・・・
最初見たとき、最後のメガネみたいのが良いと思ったのですが、用途が限定されそうなので、やっぱり7倍ぐらいの倍率の双眼鏡が欲しいですね。もう少し悩んでから決めたいと思います♪