紅赤に輝くユリ「ブラック・ビューティー」。赤カノコユリと黄カノコユリの交配種

今回はお花の写真の紹介。
以前、7月に行った百合が原公園のユリのお話を書いたのですが、

札幌の百合が原公園にはやっぱりユリがあった
札幌の百合が原公園に行ってきました。その名の通り、夏のこの公園にはたくさんのユリが咲いています。ピークは過ぎていたのであまりたくさんの種類は見られませんでしたが、写真を撮ってきたので、アップしますね。上の写真は百合が原公園のシンボルとも言え...

8月にもう一度訪れてユリを撮影しました。それがこの写真。「ブラック・ビューティー」という名前のユリです。

この花は、このときに初めて見たのですが、一目で気に入りました。何という鮮やかで美しい赤のでしょう。赤にもいろいろありますが、この色は少しだけピンク寄りの赤で、調べてみると「紅赤」という名前のカラーに近いです。

赤系の色一覧:伝統色のいろは
赤系関連の伝統色「99色」の一覧です。詳細な説明と読み方、色見本&カラーコードをご紹介しています。英語版の説明あり。|伝統色のいろは485色の由来。

 

7月に行ったときは気がつかなかったので、北海道では8月に咲くユリなのでしょうね。池の周りにたくさん植えられていて圧巻でした。花は大輪で背も高く、とてもたくましく堂々としていました。私の身長だと、見上げるようにして写真を撮っていたという。

このブラック・ビューティーは、自然界に存在していたユリではなく、赤カノコユリ(鹿ノ子ユリ)と黄カノコユリをかけあわせた交配種なんだそうです。アメリカのLeslie Woodriffによって、1957年に作られました。紅赤なのですが、なぜ「ラック・ビューティー」という名前になったのかはよくわかりません。花びらの濃い部分が、少し黒っぽく見えるからかな?

 
今年は百合が原公園でいろんなユリを見て歩きましたが、このユリが一番気に入りました。こんな鮮やかな花はあまり見たことがありません。

来年も8月になったらこのユリを見に行こうと思います。今から楽しみです!
 
 

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