私がサブPCとしてミニPC使い始めてから、このブログでもいろいろとミニPCを取り上げています。
最近はハイスペックのミニPCも増えてきて、選択肢も多くなってきておりますが、私が思うに、ミニPCの最大のメリットはコスパだと思うんです。スペックの高いミニPCもコスパは悪くないのですが、もう少しお金を出せば普通のデスクトップが買えるので、省スペース以外のメリットは薄いと感じています。
ではどのあたりが狙い目なのかというと、やっぱり最近人気になってきているIntel N100やN95あたりを搭載したミニPCではないかと思います。なんといっても、2万円台でそこそこ使えるパソコンが買えてしまうわけですからね。
最近会社でもパソコンについて相談されることが多いのですが、低予算で済ませたい方にはミニPCを勧めています。中華製のミニPCは、キーボードの設定など国産パソコンには無い手間が少しだけあるので、そのあたりはアドバイスして、もしトラブルがあったら私が面倒を見ようと思っています。まあ、今はネットで調べればなんでも解決策が出てくるので、今のところみなさん自力で解決されています。
で、今私がもっともオススメのミニPCはどれかというと、これです。
【TRIGKEY Green G4 N100モデル】
私が使っているミニPCと同じTRIGKEYのものなのですが、こちらはCPUがIntel N100で、メモリが16GB、ストレージが500GBになっています。私のとは雲泥の差ですね。
これが2023/12/23現在、Amazonで22,800円(クーポン適用)で購入できます。これぐらい安いミニPCはこれまでもありましたが、メモリとストレージの量を考えると破格の価格です。うらやましいです。
もうひとつ。
【TRIGKEY Green G4 N95モデル】
こちらもほぼ同じ仕様なのですが、CPUだけがIntel N95に置き換わっています。CPUの処理速度を測るベンチマークテストの結果を見ると、N100とN95はあまり違いはないものの、N95の方が若干低い値が出ております。その分少し安くて、2023/12/23現在、Amazonでは20,800円(クーポン適用)となっています。
N100モデルとどちらを選ぶか悩むところですね。価格を取るか、スペックを取るかです。数値を見る限りは体感できるようなスピードの差ではないように思いますが、実機を使ってはいないのでなんとも言えません。
実はTRIGKEYのGreen Gシリーズにはさらに後継機種があります。
【TRIGKEY Green G5 N100モデル】
こちらも上と同じIntel N100を搭載しているモデルなのですが、価格は3万円以上します。何が違うんだろうと思って調べてみたら、大きな違いは2点。
・メモリがDDR4からDDR5に変わっている
・Type-CのUSB端子が付いている
ということです。
Type-Cで外部機器と接続したい方はこちらの方が良いのですが、今のところそれほど需要があるかわかりません。でも、メモリがDDR5になっているのは大きいですね。
DDR5というのはメモリの規格でDDR4との互換性はありません。たぶんマザーボードの設計が丸々新しくなってるんですね。DDR4とDDR5で主に何が違うかというと、データを読み書きする際のスピードです。調べてみたら1.6倍ぐらいの速度になっているようです。
使用するアプリにもよりますが、DDR5のメモリを搭載しているGreen G5の方が、CPUが同じでもサクサク動くのではないかと思います。
ただ、価格が1.5倍ぐらいになっていて、メモリが8GBなので、私ならGreen G4の方を買います。メモリが16GBのモデルもありますが、さらに価格が高いですからね。コスパが一気に落ちてしまいます。
そんなわけで、今のところ、私の一番のオススメは、Green G4 N100モデルですねー。
このあたりの機種は価格の変動が激しいので、変わっていたらごめんなさい。