平田直也氏「世界最強記憶術 場所法」レビュー。記憶力は習得できる技術

先日、Kindle Unlimitedに再登録した話を書きましたが、それ以来、怒濤のように本を読んでいます。月66円なのに(笑)

今回はその読んだ中で気に入った本を紹介しますね。平田直也氏が書いた「世界最強記憶術 場所法」という本です。

私は昔、認知症の祖母と一緒に暮らしてたことがあり、認知症患者の周りの人の苦労を知っているため、「脳」についていろいろと勉強をしています。自分が歳をとった際に、認知症にならないようにできるだけのことをしていきたいなと思っています。

で、今回は「記憶術」の本を読みました。
記憶力というのは天性による部分が大きいのですが、この本によると、モノを記憶する手法、いわゆる「記憶術」はただのテクニックだから、努力して習得できるものだということなんです。

この本の著者の平田直也さんは、ごく普通の記憶力だったんですが、記憶力競技に夢中になり、鍛えていくうちに記憶力競技の日本チャンピオンになったそうです。それもたった2年で!

この本では、
・ストーリー法
・場所法
・タグ付け法
という3つの記憶術が書かれており、そのトレーニング方法にも触れられています。

これを使いこなすためには、かなり繰り返しトレーニングしなければならないと思いますが、この「場所法」は、ちょっとやってみただけで、かなり「ものを覚えられるようになりました。冗談みたいですが本当です。

私は物忘れが激しい方なのですが、この本を読んで、なぜすぐ忘れるかが解ったような気がします。おそらく頭の中に「入れ物」が無いせいなんですね。広大な砂漠みたいな空間に大事なモノを置いておいても、どこに行ったか解らなくなるのは当然ですよね。

この本に書いてあるのは記憶力を競う競技の攻略法がメインなのですが、普段の頭の使い方の間違いに気づくことができたような気がします。これはとても大きな収穫です。

もちろん、上で挙げた3つの記憶術も、使いこなせればものすごい財産になりますので、これから少しずつトレーニングしていきたいと思います。

あ、この本は「Kindle Unlimited」に登録すると0円で読めます。初月無料なので、興味のある方は「Kindle Unlimited」に登録して読むのがオススメです。


 
 

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