愛紗です。
最近、オールドレンズで撮る機会が多くなっています。面白いです、オールドレンズ。私が今使っているのは、
Pentax Super-Takumar 55mm F1.8
というものです。
このレンズ、発売になったのがなんと1960年代。約60年前のレンズです。そんなレンズが今のカメラに装着できることがおどろきですよね。私は、EOS Kiss X7に付けて使っています。
もちろんマウントアダプターが必要ですし、オートフォーカスも使えません。絞りも手動です。
でも最近わかったのは、その「アナログ感」がたまらないのです。
Super Takumarは、ペンタックスの前身である旭光学工業が製造していた、とても人気のあるオールドレンズシリーズです。特に、その独特の描写力や、開放F値の明るさから、多くの写真家やカメラ愛好家に愛用されています。
私も、インスタグラムでとても味ある作品を発見し、それがSuper Takumarで撮った写真だったことで興味を持ちました。
Super Takumarは、現代のレンズにはない、柔らかいボケ味が特徴です。これが本当に素晴らしい。特に、背景をぼかして被写体を際立たせるポートレート、静物、花の撮影などでその魅力を発揮します。
そして、現代のレンズに比べてコントラストが低いため、優しい印象の写真に仕上がります。
こんな感じです。
このSuper Takumarですが、当時、かなり出回ったレンズらしく、今でも豊富に中古品が存在します。私はアマゾンで買いましたが、7,000円ぐらいでした。中古であることを差し引いても、F1.8のレンズですから結構安いと思いました。
ただ、これを買うだけでは現代のカメラには装着できないため、マウントアダプタが必要になります。このレンズは「M42」という当時はメジャーなマウントだったため、今でも各社のマウントに変換するアダプタが出ております。
私はCANONのEFマウンドのEOSを付けるので、M42-EFのマウントアダプタを購入しています。2,000円ぐらいです。電子接点付きというのもありますが、あってもなくても問題ありません。
このレンズを使ってみて、マニュアルフォーカスの面白さも知ることができました。
私の使い方は、カメラをライブビュー撮影モードにして、フレームが決まったら、表示を5倍拡大モードに変更してからピントを合わせます。そして標準に戻して再度フレーミングをしてシャッターを切る、という感じ。
手間はかかりますし、それでもピンを外すことも多いのですが、それも楽しみの一つということで(笑)
マニュアルフォーカスのレンズであれば、中国のメーカーから安くいろんなのが出ておりますので、そういうのを試してみるのも面白いかなと思っています。
写真の楽しみ方っていろいろあるんですね!