かつて「CANON EOS M100」というカメラがありました。
私は1つの時代を作った名機だと思っています。(持ってないですけど)
こんなやつです。
一見コンパクトデジカメみたいに見えますが、ちゃんとしたレンズ交換式ミラーレス一眼カメラです。手のひらに乗るサイズなのにもかかわらず、一般的な一眼カメラとほぼ同じスペックなので、なかなか良い写真が撮れるのです。(持ってないですけど)
お友達のプロカメラマンも愛用しているぐらい良いカメラです。ちっちゃいのでいつもバッグに入れて歩けて、撮りたいときにサッと出して撮れる。私たちフォトグラファーにとって、撮りたい被写体に出会ったときにカメラを持っていないことが一番恐ろしいですからね。
後継のEOS M200というカメラもあって、こちらはまだ手に入るのですが、生産は終了しているため、近々手に入らなくなると思われます。価格も高騰しています。
うーん、M100が安いときに買っておけば良かった。
今さら、レンズが生産終了しているMシリーズを買ってもなー
で!
ここからが本題なのですが、
春に新しく「CANON EOS R100」というカメラが発売になったのです。私は、
EOS M100がRシリーズになって復活 キタ━━━━(゚ ∀゚ )━━━━!!!
と大興奮したのですが、
ぜんぜん違いました(爆)
なにこの普通の一眼カメラ・・・・
うーん、去年から「キヤノンがファインダーが無いタイプのミラーレスを発売する」というウワサがあったのですが、アレは何だったんだ。
キヤノンは昨年(2022年)、「EOS R7」と「EOS R10」を発売して、業界に衝撃が走りました。ミラーレスで少し出遅れていたキヤノンが、これで再びトップ争いに躍り出ることでしょう。それぐらい優秀なミラーレスです。
で、今年に入ってさらに「EOS R50」を発売。多少機能は削りましたが、「EOS R10」よりも安く小型化したことに驚きました。
そしてなんと、その2ヶ月後に「EOS R100」を発売!
今度は違う路線で来ると思ったのですか、、、
EOS R50とR100を並べてみますよ?
上がEOS R50。
下がEOS R100。
すみません、見分けが付きません(汗)
実は横・高さ・奥行きの寸法も「116.3 x 85.5 x 68.8 mm」でまったく同じ。
スペックも中途半端で、画素数は同じであるものの、
・画像エンジンがDIGIC 8(2世代前)
・ISO感度が100~12800
・連写が3.5コマ/秒
・被写体検出AFが人物のみ
・タッチパネルなし
・バリアングル液晶なし
・USB充電非対応
という感じで、なんだか5年前のミラーレスの方がスペック高いのでは?という感じになっています。
私にとってはISO感度が低くなってしまったのが致命的ですね。(R50は100~32000)
バリアングル液晶もミラーレスなら欲しいところです。
ただ、価格が安くなっているのは良いと思います。EOS R50ボディが9万円台でEOS R100ボディが7万円台。初心者には買いやすい価格ですよね。あと、ちょっとだけ軽くなっていますし、その部分は良いと思います。
でも、やっぱり2万円の差なら、初心者でも絶対EOS R50をオススメします。あとから後悔するような気がしますからね~。ISO感度だけでもケチらないで欲しかったな。
なんか今日は愚痴っぽい記事になってしまった(笑)