アニメ・狼と香辛料が第2クールに入りましたね。
昨日、第2クール初回の第14話を観たのですが、オープニング曲が変わり、映像を一新されました。
そこで感動したのが、原作第4巻に登場するテレオの村の修道女・エルサと、彼女の幼馴染のエヴァンが出てきたのです。
予想はしておりましたが、ちょっと感激しました。狼と香辛料がアニメ化されるのは2回目ですが、前回は第4巻部分が端折られたのでこれが初めての映像化になります。
私はこの部分のエピソードが大好きだったので、めちゃくちゃ嬉しいです♪
まずは若い商人・アマーティが出てくる原作第3巻の部分が先になりますが、第2クール後半は第4巻のエピソードになると思われます。
ネタバレにならない程度にざっくりあらすじを説明すると、こんな感じになります。
ロレンスとホロは、ヨイツことを調べるためにテレオという小さな村に行った。
目的の書物がある教会はエルサという女の子がひとりでやっていた。
わるいやつがやってきた。
エルサがヤバい。巻き込まれそうなロレンスとホロはエルサと幼馴染のエヴァンを連れて逃げた。
しかし村自体が窮地に追い込まれていることを知り、エルサは戻る決断をした。
ロレンスとホロの計略は村を救えるのか?
という感じです。(ざっくりし過ぎだろ)
このエピソードで好きだったのは、田舎の教会の静かな地下書庫で、ロレンスとホロが決して楽しくはない昔の記録を読みながら、しんみりと未来のことを語るシーンです。
このエピソードの顛末にはほとんど関係ないシーンなんですが、「ホロの故郷・ヨイツはどこにあるのか?」「ヨイツはいまどんな状況なのか?」という、狼と香辛料という物語のグランドクエストの核心に触れるシーンなんですよね。
そんな大事なシーンが、アニメの中でどのように表現されるのか、とても楽しみです。
さて、この4巻の部分がアニメ化されるということはもうひとつ大きな意味を持ちます。それは、
物語を最後までアニメ化するつもりなのでは?
ということです。
2009年のアニメ化のときは4巻部分が端折られてしまいました。これには理由があります。第5巻の方がスッキリ終わるからです。
でも、4巻には重要人物であるエルサが登場します。物語の最後の方でロレンスたりはエルサに再会して、そのおかげで(良い方向に)どんでん返しが起こります。要するにエルサが居なかったら、この物語は別の結末になるんですね。
2009年のときはエルサの再登場がまだ描かれていなかったので、端折られても仕方ないのですが、いま、ここでしっかりと4巻をアニメ化したということは・・・・・
今期の終わり方よりも先のほうが大事
と考えてるように思います。
もちろん、アニメはビジネスですから人気が出なかったら続きはないでしょうけど、そこそこに人気が出れば、第2期、第3期とやってラストまで描かれると思います。(頑張れば3期で完結できると思います)
第1話の冒頭にミューリが出てきたのも、そこにつなぐための布石なのかもしれませんね。
やー
楽しみだ!
原作8〜9巻の「対立の町編」がアニメで見られると思うと興奮します!
まだまだ先だと思いますが、楽しみに待ちたいと思います!