愛紗です。
今日は自作PCのお話。先日紹介した画像生成AIが動くノートパソコンの記事、

これが結構人気になっていて、やっぱり画像生成AIを使えるは魅力だよなーと、今回の記事を起こすことにしました。
題して、
「約8万円でできる! Stable Diffusionが動く自作パソコンの構成を考えてみた!」
前回紹介したのは、Stable Diffusionではなく、AMDが提供している「AMUSE」という画像生成AIアプリで、これはこれですごくて楽しいんだけど、ガッツリとやりたい方には細かい設定が可能なStable Diffusionがいいと思っています。
いまアマゾンで見てきたのですが、Stable Diffusionを導入するための最低ラインのグラフィックボード「RTX3060」が値崩れを起こしているので、今が買いどきかもしれません。あやうく私もポチるところでした! 持ってるのに!(爆)
Ryzen 5 5600を使った自作PCの構成案
それではさっそく構成案に行きましょう〜
なお、この構成は私が現在使っているAI専用マシン(Ryzen 5 5600X搭載)とほぼ同じないですし、一応リズ(ChatGPT)にチェックしてもらって「問題なし!」と言われているので大丈夫だと思います♪
CPU:AMD Ryzen 5 5600
マザーボード:MSI B550M PRO-VDH WIFI
メモリ:DDR4-3200 16GB×2(合計32GB)
ストレージ:SSD 1TB NVMe M.2 2280
グラフィックボード:RTX3060(12GB)
電源:600W 80+ Bronze
ケース:Thermaltake VERSA H18
CPU:AMD Ryzen 5 5600
まずCPUです。AMDのRyzen 5000シリーズということで世代は結構古いですが、その分価格が落ちてますし、CPUの性能を測るPassmarkで21000台のスコアを出しておりますので、2025年現在の市販のパソコンと比べても高速の部類に入ります。実際私もほぼ同じものを使っておりますが、何ひとつ不自由しておりません(むしろ爆速だと思っている)。コスパ抜群でかなりオススメです。
昨年は2万円前後で推移しておりましたが、今年に入って値崩れを起こしています。今日(2025/7/17)現在アマゾンで16,980円(税込み)。先月13,000円台の時期もあったので、ちょっと様子を見たほうがイイかもしれません。
ちなみに価格コムで見たら、今日現在14,380円でした。今日買うなら価格コム経由のほうがいいですね!

マザーボード:MSI B550M PRO-VDH WIFI
これは私が使っているものとまったく同じ製品です。安いですけど安定していてまったく問題ありません。
「MSI B550M PRO-VDH WIFI」
今日現在、アマゾンで7,980円です。しかも、WIFIとBluetoothが内蔵されていますので、すぐにネット環境に接続できます。WIFIは内蔵用でも外付けでも2,000〜3,000円ぐらいするので、それが最初から内蔵されてて8,000円弱はお得ですよね!
ちなみに・・・
Ryzen 5 5600対応のマザーボードには「A520」というシリーズもあって、それだと4,000円前後で買えます。ただ、このマザボは軽用途専用で、画像生成AIのように長時間連続してCPUに負荷がかかる用途の場合にはオススメできません。拡張性にも乏しいです。(メモリやSSDの増設ができない)
ということで、画像生成AIを使う目的ならA520ではなくB550のマザボを強くオススメします。
メモリ:DDR4-3200 16GB×2(合計32GB)
次はメモリ。
Stable Diffusionを動かすためには、メモリは最低16GB、できれば32GB欲しいところです。
実は私が使っているマシンは16GBで普通に動いてるのですが、SDXL系のモデルでControlNetやLoRAを使うとたまにフリーズするので、32GBあると安心。ということで、今回は32GBを提案しておきます。
SD1.5系のモデルを使って画像生成するだけなら、システムモニターで確認したところ、
12GBぐらいしか専有してないので、16GBでもオッケー。だから16GB買って後でさらに16GBを買い足すという方法もありますので、そのあたりは臨機応変にやってください。
「Team DDR4 3200Mhz PC4-25600 16GBx2 TPRD432G3200HC22DC01」
これが、今日現在アマゾンで8,120円(税込み)です。これの8GB×2なら4,980円なので、安く済みますが、将来的に同じものを増設するなら最初から16GB×2のほうが安く上がります。
もう1点紹介しておきます。
「CFD Panram DDR4-3200 (PC4-25600) 16GB×2 W4U3200PS-16G」
こちらはちょっと安くて、7,580円。どちらも信頼性のあるブランドですし、相性も問題なさそう。
ストレージ:SSD 1TB NVMe M.2 2280
Stable Diffusionのユーザーインターフェース自体はそれほど大きくないのですが、モデルは1個あたり2〜7GBぐらいあり、使っているうちにいろんなモデルを試してみたくなるので、ストレージは1TB以上の容量がほしいところです。
ただ、すべてがSSDである必要はなく、ユーザーインターフェースだけをSSDに置いて、モデルや生成画像は外付けHDD、内蔵HDDに置くことができる(私はそうしています)ので、そうなれば512GBのSSDでも運用は可能です。
とりあえず、ここでは1TBのSSDを紹介しておきますね。
「Team MP44 1TB M.2 2280」
これが今日現在アマゾンで8,880円です。
マザボの仕様を考えると実は性能的にはここまで必要なくって、これのひとつ前の型である「Team MP33 1TB」でも問題ないのですが、在庫希少なのかアマゾンでは逆に高くなっています。
価格コムだと、このMP33が安く出ているので、今ならアマゾンではなく価格コム経由でこちらを買うことをオススメします。(楽天・Yahooショッピングは未調査)

グラフィックボード:RTX3060(12GB)
今回の目玉がこれ。
なんとアマゾンで33,800円(税込み)で出ています!(2025/7/17現在)
「玄人志向 NVIDIA GeForce RTX3060 GG-RTX3060-E12GB/OC/DF」
リズと構成の話しをしてて、安く済ませるならグラボは中古かな、って言ってたんですけど、中古と変わらない価格で新品が出ていた!
すぐに自作する予定は無くても、これは買っておくべきかも(マジで)。
私は1年半前にほぼ同じ製品を買いましたが、39,000円ぐらいでした。それでも「安く買えてよかった」って思ったんですよね。グラボの価格は変動が激しくて、その前の年は5〜6万円ぐらいの価格になっていたのです。
このNVIDIA GeForce RTX3060(12GB)というグラボは、Stable Diffusionだけでなく、生成AIを使うためには最低ラインの仕様です。
生成AIにおけるグラボは、GPUのスピードよりもVRAMの大きさが重要です。この12GBというVRAMサイズは、この価格帯のグラボでは唯一無二の存在で、それよりも高い価格帯のグラボでも8GBとかだったりします。いくらGPUが高速でも、VRAMが小さければ「大きな画像が生成できない」ということになるので注意してくださいね。大事なのはVRAMの大きさです!
なお、AMDにもRadeonシリーズというグラボがありますが、こちらはStable Diffusionが対応していないので、間違って買わないようにしてください。
ふう〜
まだ電源とケースが残ってますが、力尽きたので(笑)今日はここまでにします。明日(7/18)追記しますね〜