「葬送のフリーレン」アニメ第7話・第8話感想。タイトル回収回。「葬送の」ってそういう意味だったんだ

『思い出した。フリーレンだ。

 人類のゾルトラークの研究解析に大きく貢献し、
 歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使い。

 葬送のフリーレン。』
 
 ---断頭台のアウラの配下・リュグナー

「葬送のフリーレン」アニメ第8話より引用
©山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 
アニメ「葬送のフリーレン」の第7話と第8話を観ましたので感想を書きたいと思います。

だんだん盛り上がってきました。これは面白い!!
「薬屋のひとりごと」もかなり面白いですが、現時点では私的にフリーレンに軍配です。間違いなく今期だけではなく、今年2023年で最高のアニメです♪

さて、まずは第7話。

第6話で関所を通過し、ここから北側諸国の旅となります。風景は寒々としていますが、フェルンに加えてシュタルクも仲間になり、以前と違って少し賑やかな旅に。

しかし、そこで立ち寄ったグラナド伯爵領の街中で、フリーレンは魔族が気配を感知し、すかさず攻撃魔法を放とうとしますが、衛兵に取り押さえられてしまいます。そこにいた魔族の3人は、大魔族七崩賢の1人「断頭台のアウラ」の部下で、和睦のための使者だったのです。

フリーレンはグラナド伯爵によって牢屋に入れられてしまいますが、魔族の3人も不穏な動きを始めて・・・

そんな感じのストーリーです。

やー、第6話までの平和な感じと違って、キナ臭い雰囲気になってきましたね。ついに来たかって感じです。憎みながらも魔族の言葉を信じ、魔族との和睦を検討するグラナド伯爵、そして、魔族の言葉は人を欺くためだけにあると断言するフリーレン。

これまでほとんど魔族が描かれてこなかったですし、フリーレンの強さも描かれてこなかったので、ここからがこの物語の本質なんでしょうね。

そして、問題の第8話です。
まずはフェルンとシュタルクに紹介してもらいましょう。第8話の予告です。

 
まったくもってこの2人の予告は面白い。

フェルン:「次回 葬送のフリーレン『葬送のフリーレン』」

シュタルク:「あ? なんで2回言ったの? はっ、怒ってるから?!」

フェルン:「違います。そういう回なんです。」

そうです。
第8話は、サブタイトルが「葬送のフリーレン」なのです。

これを見たとき、ナンジャコリャと思いましたが、観終わった後、納得しました。

「そうか、そういうことだったのか!」

 
独断専行でフリーレンを殺しに牢屋に来た魔族・ドラートをあっさり返り討ちするも、ドラートが衛兵を殺していたことを知り、その嫌疑が自分にかかることを危惧し、街を出て直接アウラを叩くことに。

一方、フリーレンを見送ったフェリンとシュタルクは、残り二人となった魔族を倒すために、領主の屋敷に侵入するが・・・

という感じの第8話です。

ついに戦闘開始ですね。フェルンとシュタルクの実力の一端が見られます。

そして凄まじい威力であるフェルンの攻撃魔法を見た敵・リュグナーが、こう言います。

『思い出した。フリーレンだ。
 人類のゾルトラークの研究解析に大きく貢献し、歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使い。

 葬送のフリーレン。』
 
タイトル回収キターーー!!

私はてっきり、勇者ヒンメルや僧侶ハイターの死を見届けたことにより新しい旅が始まったということで「葬送の〜」というタイトルになったと思っていたのですが、もう1つ意味があったんですね。むしろこっちが本命か。

フリーレンは、「歴史上で最も多くの魔族を葬り去った魔法使い」だから、魔族の間では「葬送のフリーレン」と呼ばれているんですね。これは感動です。カッコ良すぎです。

あーもースッキリしたのでしばらく観なくていいやー!

じゃなくって、
これからが戦闘の本番なので目が離せません!
第9話も楽しみです♪

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