カシオ Privia PX-S1100がイイ! この価格帯ではナンバーワンかも【電子ピアノレビュー】

 
先日、友人の家に遊びに行ったら気になっていた電子ピアノがあって、少し弾かせてもらったのでレビューしたいと思います。

数年前から電子ピアノが欲しいと思っていろいろ見ていたのですが、どうも半導体不足などで価格が高騰していて、買うのをためらっていたんですよね。それに、お部屋がそんなに広くないので、コンパクトなタイプが良いと思っていたのですが、一般的に「コンパクト=安い=鍵盤がイマイチ」、という構図があって、決められないでいました。

でも、今回試弾できた「カシオ Privia PX-S1100」は、コンパクトなのに鍵盤がかなり本物のピアノに近かったです。

 
電子ピアノならやっぱりヤマハかなーと思って、家電量販店とかで試弾させてもらったりしていた時期があったのですが、5万円前後のヤマハの電子ピアノは、どうも鍵盤が軽くていけません。10万円ぐらいのアリウスシリーズは割と良い鍵盤ですけど、本体が大きいんですよね。

おカネがあっておうちも大きかったら、その上のクラビノーバを買うんですけど、今のところ無理そうです(笑)

コルグも安くて手頃な電子ピアノを出しているのですが、こちらは鍵盤が重すぎるんです。重いというか、不自然が重さなんですよね。鍵盤の動きに抵抗があるというか・・・。これで激しい曲を弾いたら指を怪我しそうです。

で、鍵盤的に気に入っていたのは、カシオなんです。以前、電気屋さんで試弾できたのはカシオのCDP-S110というモデルで(CDP-S100だったかも)、コンパクトだし鍵盤の重さ(というかタッチの感触が)本物のピアノに近く、とても良い感じだったのですが、スピーカーから出てくる音が安っぽくて微妙だったんですよね。まるで子供用のキーボードを弾いてるような音でした。

それで当時「とりあえずいいや」って、一度ピアノをあきらめたんですよ(笑)

そして今回、偶然友人宅で理想の電子ピアノに巡り会いました。

「カシオ Privia PX-S1100」

見た目はCDP-S110とソックリなのですが、少し上位の機種になります。

鍵盤の重さはCDP-S110とほぼ同じ。適度な重さがあって、動き始めるとスコーンと下に抜ける感じは本物のピアノと似て良い感じです。さらにPX-S1100は鍵盤自体に高級感があって、触った感じも良いです。CDP-S110はモロにプラスチックって感じだったんですよね。

そして、CDP-S110との最大の違いは、スピーカーから出てくる音です。圧倒的にPX-S1100の方がキレイな音です。約4万円のCDP-S110に対して、約6万円のPX-S1100。2万円の差でこんなにも音質が違うのかと思いました。

これがPrivia PX-S1100のプロモーション動画です。

 
デザインがオシャレでコンパクトですよね。これなら私の部屋に置けるな。色はブラックとホワイトとレッドがあります。私はホワイトが良い。

この価格帯の電子ピアノですので耐久性はわかりませんが、そんなに激しく使うわけじゃないので、これぐらいでいいかなーと思っています。昔を思い出して楽しめれば良いかなと(笑)

まあ、鍵盤は好みがあるので、実際に検討されている方は楽器屋さんとか家電量販店で触ってみることをオススメします。ヤマハのPシリーズは鍵盤が軽すぎて私はダメだったのですが、この軽さがちょうど良い、みたいなレビューも見たことがあります。

あ!
そうそう、アマゾンで電子ピアノを検索したら、聞いたこともないメーカーのめちゃくちゃ安い電子ピアノがたくさん出てきますが、注意してください。安い電子ピアノはほとんど鍵盤がバネ式で、多少重たくてもピアノとはまったくタッチが違います。慎重に選んでください!

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