はたらく魔王さまのアニメ第2期第4話を見たので感想を書きます。
今回でアラス・ラムス編が終わりましたね。原作小説の第3巻まるまる使ったエピソードが4話で終わってしまったので結構ハイテンポです。
オープニングを見る限り、今期は原作第5巻までやりそうなので、これぐらいのペースじゃないと終わりませんよね。
さて第4話ですが、アラス・ラムスのために恵美と三人で一夜を過ごすことにした真奥、アラス・ラムスを寝付かせるために話した魔界の旅人の話が印象的です。そしてそれが真奥の幼いときの話だと分かった恵美が続きを気にします。
弱いものの気持ちを知っているはずの真奥がどうしてエンテ・イスラ侵攻を始めたのか?
真奥ははぐらかしますが、この理由が語られるのはおそらくかなりあとの話だと思います。
そして天使ガブリエルとの空中戦。この物語、「高い場所」が結構出てくるのですが、今回の映像もスケールの大きさが出ていて良い感じでしたね。
戦闘能力が高いガブリエルにたいして劣勢の恵美&真奥なのですが、アラス・ラムスのおかけで形成が逆転。無事ガブリエルを撃退するもアラス・ラムスが、、、、
このあたりは展開が速すぎて感動が薄くなっちゃった感じがします。
どうやってもガブリエルにかなわない
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アラス・ラムスがサタンにお別れを言う
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恵美がバワーアップ
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見事撃退するするけどアラス・ラムスがいなくなった
とても良い場面なので、このプロセスをもう少し丁寧にやってほしかったかなー?
さて、今回は原作から大きな改変があったので、そのことに触れておきます。
アパートの中で真奥がガブリエルを説得するシーンで、真奥が、
「俺は『いにしえの大魔王サタンの災厄』を知っている」
と言いました。
これは大昔に存在したもうひとりの「サタン」の話だと思うのですが、これを聞いたガブリエルが顔色を変えたんですよね。
原作では「大魔王サタン」の存在をこの時点の真奥は知らなかったですし、その話題が出てくるのはもっともっと後の話です。
これがアニメのこのあとのストーリーにどう絡んでするのか注目ですね。アニメオリジナルのエンディングが見られるのかもしれません。