『おとなしく寝てれば良かったのに。
もう負けたんだから。』 リーニエ『オレはまだ立っている』 シュタルク
アニメ「葬送のフリーレン」第9話を見ましたので感想を書きたいと思います。
ついに魔族との本格的な戦闘が始まりました。
シュタルクもフェルンも大活躍でカッコイイです!
ふたりともこんなに強かったとは!!
さて、まずは第9話のあらすじ。
前回のラストで囚われていた領主・グラナド伯爵を救出したフェルンとシュタルクでしたが、その後、フリーレンに助けを求めるため街を出ようとした矢先に魔族・リュグナーとリーニエの襲撃を受けてしまいます。
リュグナーの血の刃がフェルンの胸に突き刺さり、リーニエの「最強の戦士アイゼン」そっくりな激しい攻撃がシュタルクに襲いかかる。
その圧倒的な力に絶体絶命の状況になり・・・・
という感じで、
このアニメ始まって以来、初の激しいバトル回になりました。
今回のトピックスは、
・フェルンが女神
・シュタルク様の腹筋が硬すぎてヤバイ
です。
まずはフェルン。
『フェルンが戦った方が早く終わるんだよ。私より魔法を打つのが速いから』
そんないつの日かのフリーレンの言葉がフェルンの頭の中をよぎった直後、リュグナーとの激しい戦いが始まりました。リュグナーの自分の血を操る鋭い攻撃がフェルンを襲いますが、フェルンは表情ひとつ変えずに難なく防御します。そして防御の合間に攻撃魔法を連射するので、徐々にリュグナーが防戦一方に。
そうか。そうだったんだ。
攻撃魔法の威力はフリーレンの方が強いけど、フェルンは魔法の発動が速いので連続で攻撃できるんですね。
格上の相手・リュグナーに対して、フェルンはたたみかけるような高速連射で反撃の暇を与えません。
攻撃は最大の防御。
表情をまったく変えずにすごい攻撃を繰り出すフェルンに芸術的な美しさを感じました。
まさに女神!
一方シュタルク。
敵・リーニエは、昔見たという最強の戦士・アイゼン(シュタルクの師匠)の動きを模倣した攻撃を、怒濤の勢いでシュタルクに打ち込みます。動揺したシュタルクは劣勢になり、「(師匠と同じなんて)そんなの勝てるわけない」とついに倒れてしまいます。
そのとき、脳裏に師匠の言葉がよみがえります。
『シュタルク。強い相手に勝つ秘訣を教えてやる。
簡単だ。何度でも立ち上がって技をたたき込め。
戦士ってのは、最後まで立っていたヤツが勝つんだ。』
すごい理論だな!!
それができないから弱い戦士は負けるんですが!
でも、シュタルクは弱い戦士ではなかった。
(師匠の)脳みそ筋肉でできてるんじゃないのか、とかブツブツ言いながら立ち上がります。
そこで冒頭で紹介したセリフ。
リーニエ:『おとなしく寝てれば良かったのに。もう負けたんだから。』
シュタルク:『オレはまだ立っている』
だからまだ負けてなんかいない、ということですね。シュタルク、カッコイイ!!
そして問題のシーン。
シュタルクは賭に出ます。
リーニエの攻撃が師匠よりも軽いということに気づいたため、わざと大ぶりで隙を作り、横腹でリーニエの斧を受けます。
なんと!
血は出たけど、斧が止まった!
ちょ、これどういうこと?!
服の下に鉄板でも仕込んでいたとか、そういう種明かしがあるのかと思ったけど、そういう説明の一切無し。要するに、
シュタルクの腹筋はリーニエの斧では切れない
ということらしい。
ぇぇぇええええええええ!!
どんな腹筋ですか! 人間ですか?!
もしかしてリーニエがものすごく非力なのか?
いやいや、攻撃の余波で地面がえぐれたりしているので非力なワケがありません。
シュタルクの腹筋、硬すぎてヤバイ。
最強か。
というわけで、そんな2人は敵を撃破。
あとはフリーレンが断頭台のアウラを倒すだけ、というところで第9話が終了です。
いやー、満足満足!
このアニメは素晴らしいです♪