USB端子内蔵の単三形充電池が発売! 充電器不要でパソコンに差せば1時間で充電できる。子供のオモチャにも最適

画期的な充電式電池が発売になったので紹介します。

単三形の充電式電池なのですが、なんと、USB端子が内蔵されていて、直接USBポートに挿して充電できるのです。
いわゆる「充電器が要らない充電池」!

Gloture「USBattery Super」(単3形)

 
これは素晴らしい!
一見、普通の単3形の充電池なんですけど、頭の部分がキャップになっていて、外すとUSB端子(Type-A)が出てきます。

Gloture「USBattery Super」※画像は公式ガジェットストアより引用

それをパソコンのUSBポートやモバイルバッテリーやスマホの充電アダプタに差すだけで充電できてしまいます。しかも1時間でフル充電!

充電池って、充電器を探してきてセットしたりするのが意外と面倒なんですよね。滅多に使わないから「あれ、充電器どこいったっけ?」ってなります。それがキャップを外すだけで充電可能。充電式の電池を使うというハードルがかなり下がりますね。充電時間が短いのも良い。

一度フル充電すれば、一般的な単3形乾電池と同じぐらいの寿命ということですし、それが1200回繰り返し充電できるので、これ1本で単電池1200本分の価値があるということになります。

電池のタイプはリチウム電池ということで、電圧が1.5Vと普通の乾電池とまったく同じ電圧です。近年の乾電池型バッテリーはニッケル水素電池の場合が多く、ニッケル水素は1.2Vなので、ごくたまに互換性に問題が発生するケースがあります。でも、この製品はそれがありません。

あまり電池が長持ちするアイテムにこれを使うと1200回も使えるというメリットが活きなくなるので、電池の消耗が激しいものを使うと良いですね。子供のオモチャとか懐中電灯とか卓上扇風機とか。

ただ、残念な点もあります。
当然ながら、充電池一本当たりの単価が高いです。4本セットで3,280円(税込み)なので、充電器が含まれていると考えればこれまでの一般的な充電池と同じぐらいなんですけど、これが10本、20本と必要な場合は、充電器を共有できる一般的な充電池の方が圧倒的に安くなります。

でも、欠点と言えばそれぐらいかな?
便利さを考えると無視できるデメリットですね。
あ、今のところ単3形しかありません。しかも4本セットのみ。サイズ的に単4形は無理ですけど、単1形、単2形はあっても良いかもしれませんねー。あ、キヤノンのデジカメのバッテリーもこういう仕組みにして欲しいな。

ちなみに、似たような製品でこんなも出ました。

Gloture「USBattery-G」(単3形・単4形)

上と同じ株式会社Glotureが発売した充電池なのですが、こちらはUSB Type-C端子を差し込んで充電するタイプの充電池です。

USBattery-Gの充電方法。公式ガジェットストアより引用

見た目のインパクトには欠けますが、これはこれで良いですね!
スマホの充電はUSB Type-Cの形が多いですから、常に身近に存在しています。いつでも充電が可能ですね。しかもこちらは第4形もあります。

私の身の回りにはあまり乾電池を使うアイテムがないので今のところ使い道が思いつきませんが、こういう製品があることを前提でものを探せば別の発想も出てくるかもしれません。以前買ったキャンプ用の投光器もバッテリー式を買ったのですが、こういうのがあるとわかれば、乾電池式でも良かったですよね。

なんでもアイデア次第なんだなーと思います♪
 

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