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諭吉がカワイ過ぎてヤバイ。「デキる猫は今日も憂鬱」アニメ第1話~第8話感想

2023年夏アニメ、何見てます?

今期はもともと原作ファンだった「はたらく魔王さま!!」ぐらいしか期待してなかったのですが、いろいろ見てみるものですねー、こんな傑作が潜んでいたなんて!

山田ヒツジさん原作の「デキる猫は今日も憂鬱」。

もうこれサイコーです♪

今回はアニメ「デキる猫は今日も憂鬱」の第1話から第4話をみた感想を書きたいと思います。

映像のクオリティがすごい。3DCGの背景に引き込まれる

このアニメの面白さは主人公のOL・福澤幸来の飼い猫・諭吉の面白さなんですけど、まずはこれを言いたい。何でしょう、この素晴らしい映像は! 作画が良いとかそういうレベルではありません。

このPVを見てください!

この映像だけでこのアニメを観る価値があります。
人物は普通のアニメ絵なんですけど、背景に3DCGを使ってるんですね。しかも、超広角や不思議なアングルを多用して、独特な映像世界を作り上げています。フォトグラファーとしてとても参考になりますね。

このPVの中に出てくる、都会の橋の上を走る織塚部長が乗っているスポーツカーを現実にはあり得ないカメラ視点でグルッと回るとか、

TVアニメ「デキる猫は今日も憂鬱」PV第2弾より引用
©山田ヒツジ・講談社/デキる猫は今日も憂鬱製作委員会

オフィスの中を歩いているOLさん(柴咲ゆり)を足下から見上げながらカメラが着いていくとか、

TVアニメ「デキる猫は今日も憂鬱」PV第2弾より引用
©山田ヒツジ・講談社/デキる猫は今日も憂鬱製作委員会

こんな斬新なアニメ映像は見たことがありません。

家事万能! デキる猫の諭吉

さて、次にデキる猫・福澤諭吉のお話。
仕事はデキるが家事が壊滅的なOL・福澤幸来(さく)が冬の日に、公園のベンチの下で震えている子猫を見つけて拾ってきたのですが、その猫があり得ないぐらい大きくなって、しかも家事がまったくできない幸来の代わりに家事全般を完璧にやってしまうんです。

キッチンに立って幸来の食事を作っている諭吉。TVアニメ「デキる猫は今日も憂鬱」PV第2弾より引用
©山田ヒツジ・講談社/デキる猫は今日も憂鬱製作委員会

それだけでもすごいのに、料理番組を見て1回でレシピを暗記してしまったり、猫グッズをくれた幸来の同僚のためにマドレーヌを焼いたり(第1話)、幸来がゴミの分別をまったくできないため、ゴミを出す前に分別し直したり(第3話)、太って着られなくなった幸来の洋服を手直しして着られるようにしてくれたり(第4話)、コーヒーをこぼして汚れた家具を分解して、別の家具を作り上げてしまったり(第7話)、有能なハウスキーパーでもそこまでデキるかってぐらいすごい猫なんです!

そんな有能な諭吉なんですが、この物語世界の動物はみんなそんな感じなのかというとそういうわけではなく、諭吉以外の動物は全て普通です。スーパーで諭吉を見かけた他の客や店員は着ぐるみだと思っているし、会社の同僚も幸来の飼い猫が巨大で料理もできるなんて知らないという。

別に悪いことをしているわけではないので、親しい人に言っても良いと思うのですが、幸来は必死に内緒にしてるんですよねー。まあ、それもこのアニメの面白さの1つなのですが(笑)

クマみたいに大柄で目つきも少し怖い諭吉なのですが、仕草や反応がいちいち可愛くて、一気にファンになってしまいました。我が家にも諭吉が欲しい!

諭吉がなぜ大きくなってしまったのか?

家事万能は諭吉の天性の才能だとして、なぜこんなに大きくなってしまったのか、というのは、このアニメのひとつの謎のようです。第2話で、幸来が改まって「なんでそんなに大きくなったのか?」と諭吉に問うシーンがあって、そのときに諭吉ははぐらかすのですが、どうも諭吉にはその理由がわかっているような描写があります。

回想シーンが断片的で、子猫から大きくなっていく過程がまだ語られておりませんが、そのうち出てくるかもしれないと楽しみにしています。

このアニメのエンディングテーマは私の大好きなasmiさんが歌っていて、なかなかこのアニメにぴったりの曲なんですよね。そしてそこに出てくる映像もなかなか良いのです。

Youtubeにノンクレジットエンディングがあったので、貼っておきますね。

幸来が子猫だった諭吉を公園で拾うシーンと、酔っ払って公園で寝てしまった幸来を大きくなった諭吉が迎えに行くシーンが交互に出てきます。

寝ている幸来を負ぶった諭吉が、横を歩いている猫を見ているシーンがとても印象的で、この諭吉の表情が頭から離れません。

ノンクレジットエンディング動画より引用
©山田ヒツジ・講談社/デキる猫は今日も憂鬱製作委員会

かつて、子猫だった頃の自分を重ねているのだと思いますが、このとき、諭吉は何を思っているんでしょう?

 
まだまだ語りたいことがたくさんありますので、後日またレビューを書きますね!
 

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